リゾバにはこんな仕事も!プールの監視員スタッフ
リゾートホテルにはアクティビティ施設の1つとして、プールが人気のホテルもあります。こちらは温室温水プールになっていて年中営業しているところや、野外で夏の期間のみ営業しているところなど、さまざまです。
また、テーマパークでのリゾートバイトでは巨大な流れるプールなどもありますので、そんなプールを監視するスタッフというのも、リゾバでの職種として募集されることがあります。
業務内容はあまり複雑ではありませんが、人命に関わる可能性がある仕事ですので、しっかりと事前に予備知識を知って不安をなくしておきましょう。
じつはとてもやりがいがある?リゾバのプール監視の仕事とは
「プールの監視員」と聞くと、暇そうにボーっとプールを眺めているだけか、ちょっとでもプールに飛び込んだり、プールサイドを走ったりするとすごい勢いで注意してくる人というイメージがあるかと思いますが、基本的に業務上のポイントは1つ。
ゲストの、事故や怪我を事前に防ぐ!
これが、プール監視の仕事のすべてです。
プールで起こる実際の水難事故では、とくに子どもが溺れてしまうことが多く、うつぶせで顔さえ埋もれてしまえば溺れる可能性があるので、水深50cmくらいでも注意を払う必要があります。
とくに溺れやすい事例としては、浮き輪をつけたままバンザイの姿勢を取ってしまい、そのまま両手から浮き輪が離れてしまう…というケースが多いです。
このような場合は、一緒にいる親も気付かないうちに溺れていることもありますので、しっかりとプール全体を監視することはもちろんのこと、溺れそうな可能性が高い子どもなどを優先的に目を付けて、しっかりと目を配る集中力が必要となります。
プールの監視員の仕事をするために、必要なスキルなどは?
リゾバで募集しているプールの監視員の仕事では、特別に資格やスキルを必要としない募集が多いですが、就業の際にオリエンテーションや注意事項などの研修、溺れている人を助けるための軽い実践訓練などが行われることが大半ですので、初心者の方でも安心して応募することができます。
私も経験したことがありますが、実際のところ溺れてしまったゲストを助けるのは最悪のケースのみで、そのような事故が起こらないように、ゲストとしっかりとコミュニケーションを取ることのできる積極性のほうが、なによりも求められる職種でした。
たとえば、ピアスや腕時計などの貴金属は、水中に落とされると捜索が大変ですし、その貴金属の落し物によってケガをされるゲストが出てくると、大きなトラブルに発展してしまいます。
そういった事故を事前に防ぐため、ゲストと積極的とコミュニケーションを取り、こちらの注意事項をしっかりと守っていただくことが、結果事故などを減らすことにつながります。
と、ここまで真面目なことを書いてきましたが、プールというのはリゾート感がとても溢れていて、ゲストの解放感も格別で満足度も高いです!
子どもと一緒にプールで遊んだり、いろんな旅のエピソードを聞かせてもらったり、監視のついでに人間ドラマをたくさん見ることができますので、人と接することが好きな方にとっては、思わぬ天職かもしれませんよ。